glisten

DESTINY,WE'RE MEANT TO BE ABC&Z!!

そして、次に行く。


とつかくん30歳のお誕生日おめでとう。20代のとつかくんとはさようなら、今日からよろしく30代のとつかくん。今日はお仕事なのかな、それともお休みなのかな。俺もついに30歳か、30代に突入したぞ、そんなことを思っているかもしれない。いまどんな気持ちですか?嬉しいのかな、わくわくしてるのかな、新しいお仕事を隠していたり、するのかな。まだ見ぬ未来の自分の姿に想いを馳せているのかな。どんな気持ちでいるとしても、とつかくんにとっての今日が幸せでありますように。そして、明日も明後日も、そんな日が続いていきますように。

とつかくんの好きなところ!をひとつずつ挙げていこうかな、と思ったりもしたんだけど、なんかそんなの毎年同じこと言ってない?しつこくない?もういい加減にしろって感じじゃない?とか自分につっこんでみてから、でも毎年同じ人に同じように好きだって思えてることほど幸せなことはないなあって。思ったりして。29歳からの一年でまた、とつかくんへの「好き」がもりもり増えたので、一年前よりもっと好き、だな。昨日より今日、今日より明日!嫌いになることないから、減ることないから、増える一方です、好きなところ増えてくだけ。毎日とつかくん大好き、口に出したらまた、「好き」が増える。

今日という特別な日に、ひとつだけ。



「ねえ 永遠に続くものなどないのだと 君は呟くけど」
EVERLASTING LOVEの歌い出し、とつかくんが歌うところ。大好きなところ、とつかくんの歌声大好き!っていつも思うところ。エバラスは今では私の中で最高のはしとつソングなんだけど、それはとりあえず置いておいて、永遠に続くものなんて本当にないよねっていう話。

約五年前、A.B.C-Zがデビューしたとき私はこのグループはいつか四人になるんじゃないんだろうかっていう漠然とした不安を持っていた。五人でひとつの星はいつか、作れなくなるんじゃないかって、なんとなくそう思っていた。デビュー曲もそういう歌詞あるし、例え遠く離れてもそれぞれのステージで輝いてってそんなバラバラになる未来は想像したくないよ!とか思ったりもしていたけど。なんでそんなことを思っていたかって言うと、はしもとくんの存在だった。四人よりもずっと年下で後からグループに入ったはしもとくん。あの頃はまだ四人の背中をおっかけて一生懸命に走ってる弟みたいな姿がかわいくて仕方なかったんだけど、この先はしもとくんが大人になって、もうこんなとこいたくないよって、こんなおっさんたちとやってらんないよって、もし、もしも、はしもとくんはそんなこと言ったりしない子だとわかってるけど、もしも、そんな未来がきたらって考えたら、とても怖かった。はしもとくん大人になんてなるな、お兄ちゃんたちを置いてかないで、なんて。勝手なことを思っていた。今は思ってないよ、はしもとくんはきっとそんな未来を描いていないだろうと思っているから。

でも、その永遠なんてものがないことにいまみんな気付いている。十年後にはもういないのかも、なんてことを言えない時代になった。自分の好きな人はもしかしたら、明日にはいないかもしれない。デビューすれば安心、なんてことは言えなくなった。ある程度の年齢になっても安心は出来なくなった。アイドルは永遠ではない。それは人生の選択肢のひとつにしかすぎない。そう気付いてしまった私達は、その言葉を聞いても、本当の意味での永遠を信じることはもうできなくなってしまった。

デビュー五周年を控えたA.B.C-Z。今年五人で載った雑誌でとつかくんはこんなことを話していた。
A.B.C-Zは何があろうとも5人で一生やっていくわけだから。グループは永遠に続くから。」
それはまるで覚悟のような、まるで自らに言い聞かせるような言葉だと思った。永遠なんて、わからないよ、何が起きるかわかんないんだよ。とつかくんにだって他の四人にだって、何が起きるかわからない。でも、でも、それをきっととつかくんはわかっている、わかっていて、口にしているのかな。何があっても5人は一生一緒、グループは永遠だ、と。それを言葉にして伝えることの強さを、とつかくんは知ってる。言葉にすれば、伝えようとすれば、そしてそれが誰かに伝われば、その想いは確かにそこに「ある」ものになる。5人は一生一緒、グループは永遠。とつかくんが私達に向けて言葉にしてくれた、伝えたいと思ってくれた。それがすべてだなと思う。言葉通りの本当の意味での永遠なんてものが信じられないなら、永遠だと言ってくれたとつかくんを信じられればそれでいい。うん、きっとそれだけでいい。

決して器用でもなく柔軟でもなく面倒くさい頑固者で真面目なのにちょっぴりお馬鹿、だけどとつかくんがひとつ笑えば世界はみるみる色を変えてふわりと優しくなる。その瞬間を見るのが私は大好きだ。どんなに心の奥で葛藤しても迷っても傷付いても戦っても、目の前の誰かに刃を向けることを決してしない、心の優しい愛のひと。自分の弱さに立ち向かえるひと、愛すべきものを守る覚悟を持てるひと。自分の心を揺さぶる「好き」への素直な衝動、とつかくんの持つその強さとひたむきさをずっと見ていられたら。その永遠が終わるときまで。
勢いよく助走をつけてきた29歳が終わり、いよいよスタートしたとつかくんの30代。すでにスタートダッシュしてそうなとつかくんを見失わないようにしようと思うよ。いくらだって焦らされたいし、とつかくんに斬られる寸前でドキドキはらはらしたい。なになに、とつかくんがMだって?望むところだ、こっちもMだから戦ってやる!私にとってとつかくんは、最後の人。こっちの覚悟だってできている、そうして今日も勝手に愛を叫んでいる。
30歳のお誕生日おめでとう。愛させてくれてありがとう。身体は大事にしてね、また笑って会おうね。大好きなとつかくんへ。